interview - 02
スキルアップを目指して転職
新しい環境で得られたもの
川崎営業所/施工管理
K.D.さん
2009年入社
日々の業務に充実感を感じる現場監督の仕事
私が所属する川崎営業所は、京浜工業地帯に所在する製鉄会社を中心に、複数のプラント企業から、主に回転機器とそれに付帯する機器のメンテナンスを請け負っています。最近では、化学プラントのブロワー(大きな扇風機を想像してください)のメンテナンス工事に現場監督として携わりました。
常時3~5名の作業員とチームを組んで行ったこの工事は、お客様のご要望を聞いて作業にあたる協力会社を選定することから、現場監督の仕事が始まります。工事期間中は、自分自身も現場に入って監督をします。分解した部品は、現場で点検・整備することもあれば、自社の整備場に持ち帰って整備するケースもあります。
また、工事に必要な書類やお客様への報告書類の作成も現場監督の仕事です。このように、現場監督としての責任は多岐にわたり、常に新たな挑戦が求められます。しかし、その分やりがいも大きく、日々の業務は充実しています。
新しい環境での挑戦でスキルアップ
学校を卒業後、建設現場などの足場を設置する会社で働いていた時に、同窓会で再会した高校の恩師から、「世の中には発電所の機械を修理する会社がある」ことを教えてもらいました。元々、車やバイクを整備するのが好きだったこともあって、直ぐに興味を持ちましたし、「新たな技術の習得や経験は、自身のスキルアップにつながる」と考えて、丸三機械建設への転職を決めました。転職して最初に感じたのは、社員同士のコミュニケーションが活発で、会社の雰囲気が良いことです。最初は先輩に付いて現場に入り、監督の仕事の範囲や作業員との連携などを学ばせてもらい、3年目には一人で現場を任されるようになりました。新しい環境での挑戦でしたが、丸三機械建設での経験は、私の技術力とキャリアを大いに成長させてくれました。今後も積極的に新たな技術を習得し、自分の能力をさらに高めていきたいと思っています。
基本や原則を守ることの大切さを学んだ
入社3年目に、発電所のバルブ整備工事を監督した時のことです。当時私は27歳で、協力会社の方々は40代や50代ばかり。経験も浅かったため、コミュニケーションをとることが大変で、とても苦労したことを覚えています。
現場監督の仕事は、年齢やキャリアに関係なく、作業者に指示を出さなくてはなりません。手順を守らなくては、機械を組み上げられないのと同じで、人との接し方にも守るべき手順や、基本があります。若い頃の苦い経験は、改めてビジネスマナーやコミュニケーションを学ぶきっかけになりました。こうした基本や原則を踏まえなくては、現場監督としてチームを束ねることはできないと気付かせてもらったのです。
現在では、この経験を活かし、どのような現場でも円滑に業務を進めることができるように心がけています。
いつも笑顔で、感謝の気持ちを忘れずに
日頃から仕事中はなるべく笑顔でいるようにしています。「その方が声もかけてもらいやすく、雰囲気も良くなる」からです。また、その日の作業が終わった時には、作業員さんに「ありがとうございました。明日もよろしくお願いします。」と言うことを自分のルールにしています。
会社の後輩に対しては、ゴールが同じであれば、その過程のやり方について否定をしないように心がけています。若い頃に、年上の人とのコミュニケーションで苦労した経験があるからこそ、周囲の人との会話は特に大切にしています。
カーボンニュートラルをはじめ、発電設備に求められることが時代とともに変わってきています。今後は、水素設備、水力、風力発電などの再生可能エネルギーの分野の設備工事にも携わっていきたいです。
ある日の一日
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8:00
出勤
自宅から車で出勤。
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8:15
朝礼
体操を行い、作業内容と注意事項を確認。
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8:30
打ち合わせ
お客様や協力会社と、今日の工事の段取りについて打ち合わせ。
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8:40
危険予知
危険なことを書き出し、協力会社と確認して周知。
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8:50
道工具準備
必要な工具を準備し、作業場所に搬入。
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9:00
作業開始
工事の内容(工事仕様書)を確認して作業開始。
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12:00
昼食
妻が作ってくれたお弁当を食べます。
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13:00
作業再開
作業再開。
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16:00
作業終了
終了報告を行い、機材を撤収。
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16:30
事務処理
作業日報の提出、翌日の作業指示書の作成、備品を準備。
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17:00
退勤
道具などを片付けて、退勤。
未来の仲間たちへ
自分にできることや好きなことを大切にしてください。チームを組んで協力することや、機械に興味がある方には、丸三機械建設は魅力的な職場だと思います。最新の技術に触れる機会も多いので、スキルを磨き続けることができます。
また、AIに仕事を奪われる可能性が低い分野なので、長く安定して働くことができます。建設業は他の業種と比較して収入が良いことも魅力のひとつです。
社会を動かすインフラの中枢に携わっていることに誇りを持ち、一緒に楽しく働きましょう。